【日本国内のEV販売】2022年5月のEVシェアは2%を突破、日産サクラが初登場!


記事公開:2022/6/20 最終更新:2022/7/19

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皆さんおはようございます、八重さくらです!
本日は2022年5月の国内のEV販売状況を見てみましょう!

※2022/7/19更新:軽自動車の合計台数に乗用車以外が含まれていたため、該当の台数を除外・修正いたしました。BEV・PHEVの台数に変更はありませんが、合計台数の減少に伴いシェアが増加しています。

2022年5月の日本国内の軽自動車を含む乗用車全体の販売台数は211,856台で、2021年5月から約19%の減少。引き続き多くの自動車メーカーで供給の制約による減産が続いている。

一方でEV(BEV+PHEV)の販売台数は4,833台で前年比1.8倍に成長、シェアは2.3%(BEVは0.9%)で前年比2.2倍に成長。4月に続き、5月も販売台数・シェアともに2018年以降の最高記録を更新した。

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日本国内の燃料別販売台数(2022年5月)(クリックで拡大)

比率は引き続きBEVよりPHEVのほうが多く、前年比ではBEVが+50%(約1.5倍)、PHEVが+95%(約2倍)の成長と成長率でもPHEVが勝っている。BEVは日産が昨年の221台から1,024台と5.5倍以上に、PHEVは三菱が昨年の387台から1,943台と6倍以上に成長した。

一方でFCVはわずか28台(全てトヨタ車)で前年比では-91%と大きく減少、新型ミライが発売される前の2020年8月(24台)以来の低水準まで落ち込んだ。

電動車としては引き続きHVが圧倒的多数を占めているものの前年比では1.28%の減少、EVの増加とは対照的で世界の流れに沿っていると言える。

・BEV:1,880台(乗用車全体の0.89%、前年比+50.16%)
・PHEV:2,953台(乗用車全体の1.39%、前年比+95.30%)
・EV(プラグイン車合計):4,833台(乗用車全体の2.28%、前年比+74.86%)

・FCV:28台(乗用車全体の0.01%、前年比-90.60%)
・ZEV合計:4,861台(乗用車全体の2.29%、前年比+58.75%)

・HV:95,033台(乗用車全体の44.86%、前年比-1.28%)
・電動車合計:99,894台(乗用車全体の47.15%、前年比 +0.57%)

【本ページに掲載している販売数データのソースについて】
・登録車:一般社団法人日本自動車販売協会連合会(JADA)の燃料別販売台数(乗用車)より
・軽自動車:一般社団法人 全国軽自動車協会連合会のメディア向け資料より
※シェアは上記の販売台数より独自集計
※特筆なき場合、EVはBEV(バッテリー式の完全電気自動車)とPHEV(プラグインハイブリッド車)を両方を指す

販売台数とシェアの推移

EVの販売台数は統計データが存在する2018年以降で5月として最も多い4,833台を達成、4月に続いて最多記録を更新。

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日本国内のEV(BEV+PHEV)販売数(クリックで拡大)

乗用車全体の減少とEVの増加によりシェアは2.0%に達し、先月に続き約2倍の成長を達成。この傾向は数カ月間続いており、シェアは2021年6月から12ヶ月連続で2018年以降の最多を更新している。

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日本国内のEV(BEV+PHEV)シェア(クリックで拡大)

2022年1月からの累計では27,725台に達し、シェアは約1.9%を維持。6月には日産サクラが発売し、まもなくヒョンデIONIQ5の納車が開始するほかテスラモデルYも注文が開始。後述の計算の通り、今後これらの有力車種の納車が開始することで2022年の累計2.5%の突破はほぼ確実と思われる。

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日本国内のEV(BEV+PHEV)販売数とシェアの推移(クリックで拡大)

メーカーと車種

2022年5月のトップメーカーは4月に続いてPHEVが好調な三菱で、1,943台(すべてPHEV)と前述の通り6倍以上に増加。まだ5月の車種別台数は公開されていないものの、4月は約8割がアウトランダーPHEVだったことから、5月も引き続きアウトランダーPHEVが大半を占めていると思われる。

2位は6月に同社として初の軽EVである日産サクラを発売した日産で、1,202台(すべてBEV)と前年の221台から5.5倍以上に増加。4月は約8割が日産アリアであり今月も大半を占めると思われるが、このうち178台が初登場した日産サクラで、発売前であることから全て試乗車と広報車とみられる。

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メーカー別EV(BEV+PHEV)販売台数(2022年4月)(クリックで拡大)

3位はおそらくトヨタの726台(BEVは178台、うちC+Podが130台)で、前年の867台から若干の減少。車種別の台数は不明ながら先月に続きRAV4PHEVとプリウスPHEVが大半で、BEVはC+Podと少数のレクサスUX300が加わっているものと思われる。

なお5月は輸入車全体の「その他」は2台のみであり、さらにロックダウンにより4月にGiga上海が停止していたことから、テスラ車はほぼ0台と思われる。

おわりに

いよいよ待望の軽EVである日産サクラと三菱eKクロスEVが発売され、予約開始から僅か3週間で合計約15,000台の注文が入ったことが発表された。この台数は2021年の年間販売台数(約367.5万台)の約0.4%を占めており、2022年は乗用車全体が減少していることを加味すると、既に予約されている台数だけでEVのシェアを0.5%近く押し上げる計算となる。

前述の通り5月の時点で2022年の累計は約1.9%であり、僅か3週間で注文された日産サクラと三菱eKクロスEVを加えるだけで約2.5%だが、これはまだ今年後半の注文分を加味していない数字だ。さらにトヨタbZ4Xやスバルソルテラ、ヒョンデIONIQ5、テスラ モデルYが加わる事になり、累計で3.0%を突破しても決して不思議ではないだろう。

日本国内のEV(BEV+PHEV)販売数とシェア(年推移)
日本国内のEV(BEV+PHEV)販売数とシェア(年推移)

 

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