【市販車EV最大級】テスラモデルXの実燃費(電費)は!?

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皆さんおはようございます、八重さくらです!

今回は私の事務所で使用しているテスラモデルXの「実燃費」を公開します!

 

テスラモデルXとは?

徐々に種類が増えてきたEV(電気自動車)だが、その中でもテスラモデルXは以下の通り2020年現在において市販されいるEVの中では最大クラスの車体サイズと重量を持つ。

  • 全幅:1,999mm(ミラー含まず)
  • 全長:5,036mm
  • 車高:1,684mm
  • 重量:2,427kg(75kWhのバッテリーを積む75Dの場合)

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市販車最大クラスのテスラモデルXは全長5mを超える

一般的に車体サイズが大きくなって重量が重くなれば当然それだけ燃費(EVの場合は電費とも)が悪くなるが、気になる実燃費は・・・?

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これだけ大きいと燃費はあまり良くなさそうですが・・・

 

気になる実燃費は?

2018年12月に納車し、ちょうど1年後の2019年12月に記録した燃費がこちら。

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テスラモデルX 75Dの1年間の平均燃費

走行距離は20,578kmで、平均燃費は227Wh/km(4.4km/kWh)であった。(左の上から3段目)

ただしこの数値は普段EVに乗っていない人には少々分かりづらいので、ガソリン車に換算してみよう。

  • 電力価格:30円/kWh(東京電力の3段階目料金)
  • ガソリン価格:140円/L

とした場合、1km走行するのに6.81円かかる計算となり、ガソリン車であれば15.9km/L走る計算となる。
同クラスのガソリン車だとハイブリッドでもこの平均燃費を叩き出すことは至難の業であり、効率の良いEVならではの燃費と言えるだろう。

なお、この数値は決して燃費を意識した走りではなく、ストップ&ゴーを繰り返す都心部で使用や、冷暖房効率の悪い短距離の使用も多く含まれている。

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ガソリン車と比べると意外と悪くないかも!?

 

ちなみに・・・

上記の例では費用ベースでガソリン車に換算したが、EVの最大の利点は環境に優しい点である。
もしCO2排出量ベースで計算した場合どうなるのだろうか。

日本において1kWあたり発電するのに排出するCO2の量は平均で0.51kg(2017年実績)とされていて、上記の実績と照らし合わせると1kmの走行あたり0.116kg排出したことになる。

一方でガソリンを1L燃焼した場合に排出するCO2の量は2.322kgであることから、ガソリン車に換算すると1Lあたり20.0km走る計算となる。

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CO2排出量ベースだと更に差が広がるんですね~

 

EVならではの燃料代節約術

EVは燃費が良くお得であることは上記の通りだが、実はEVには更に燃料代を節約する方法がある。

私の事務所では建物とカーポートの屋根に最大出力7.77kWの太陽光発電が設置されていて、よく晴れた日の昼間のみ充電するように心がけている。(感覚的には9割以上は太陽光発電からの充電)

これにより実質的な燃料代はほぼタダであり、ガソリン車に例えるならば自宅にガソリンスタンドがあり、更に屋根に油田が乗っているのと同義と言えるだろう。

もちろん太陽光発電で充電して走れば燃料由来のCO2排出量は0であり、真のゼロ・エミッションが実現できたことになる。

 

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